生活に密着した歌詞が面白い打ち首獄門同好会

日常を歌詞にしているロック

打首獄門同好会は日常生活で感じたことをそのまま歌詞にしているんだ。
こういうアーティストの歌詞って恋愛とかきれいなことが多かったけど、こんなのも面白いなって思ったよ。

たとえばこんな歌詞がある。
「はたらきたくない」という歌だよ。
「ヴァーヴァーヴァーバイトだるい あーあー起きたくない」という歌詞なんだ。
何だか僕の叫びのようでおもしろい。

他にも満員電車がいやだとか、お風呂に入って楽しいとか日常生活のあれこれを歌詞にしている。
僕らの気もちを代弁してくれるようで気が晴れるよ。

生活密着型ラウドロックであること

彼らの歌の魅力は生活密着型ラウドロックというジャンルであること。
そして、そんな歌詞を7弦ギターと5弦ベースで表現しているのだから、かなりダイナミックだよね。
低音がずんずん来てなかなかすごいよ。

7弦ギターというのが魅力なんだよ。
地のそこからの響きのような低音でなかなかないよね。
本当に打首獄門同好会ならではの音楽なんだと思う。
聴いていると彼らの世界にどっぷりハマってしまうんだ。

何だか元気が出てくるのもこの低音のためかなあ。
「イケイケ、頑張れ。」と言われているような気分になるよ。
だから、テスト前なんかに聴くと勉強をする気になるもんだ。

代表曲は「シャキッとコーン」など多数

代表曲はまず「シャキッとコーン」だよ。
この曲ずっと「シャキッとコーン」を連呼しているだけなんだけどさ。
何だかいいよね。

ラーメンに入れてとかサラダに入れてとか使い方も教えてくれる。
僕は料理しないけど、なるほどねって思えるよ。
それでさ、曲がやけにシャキッとしている。
さすがにシャキッとコーンの歌だと思った。

「布団の中からでたくない」も代表曲だね。
優しいゆったりした雰囲気で、布団から出られないと歌うのだけど、寒いという言葉を表現する時の音楽が画期的。
ちょっと緊張するようなサウンドになる。
このギャップが人生を語るようで楽しいよ。

「なつのうた」も代表曲にしていいと思う。
この歌も「あつい」がガツンと来るよ。
この「あつい」が本当に暑いという感じ。
だけど、冬のさむいよりはちょっと優しいサウンドになっている。

「明日の計画」も代表曲にしたい。
この歌は明日何食べようとかどこに行こうとか楽しげな歌詞だ。
コロナ禍の中で元気をなくしている人たちを励ます曲なのかなと思う。
明日という日を希望のある日にしようということかな。

このサウンドも優しく温かい。
コロナ自粛で疲れた時なんかに聴くのもおすすめだ。
聴いていると明日、何かいいことあるかなという気持ちになるよ。
打ち首獄門同好会などという怖い名前だけど、歌詞も曲も優しいんだよね。

聴いたことのない人も聴いてほしい曲だな。
これからのこのグループの活動も楽しみだ。