ヴィレヴァンの売上が低迷してるらしい

この間ネットで「ヴィレヴァンの売上がやばい」みたいな記事を見たんだけど、正直ショックだった。
自分も高校とか大学のとき、暇さえあればヴィレヴァンに入り浸ってた。
店に入った瞬間から、意味不明な雑貨とか誰が読むんだよって本とか、でもなぜか惹かれるCDとか並んでて、宝探ししてるみたいで楽しかった。
そのヴィレヴァンが経営不振みたいなこと言われると、マジかよ~って思う。
サブカルって何だったんだっけ
記事に書いてあったことで「なるほどな」って思ったのが、「サブカルってそもそもメインカルチャーがあるから成り立つ」って話。
昔はテレビとか雑誌が「これが流行!」ってデカい声で言ってて、その横に「いや俺はそっちじゃなくてこの変なやつが好き」ってのがサブカルだったんだよね。
でも今はSNSがあるから、みんな自分の好きなものを勝手に発信できる。
だから「これがメインです!」みたいなのがなくなって、逆に「サブカル」という言葉の意味も薄れてきた。
結果、ヴィレヴァンが「サブカルの聖地」って言われても、その「サブ」自体が曖昧になってるから、方向性を見失いやすいんだとか…。まあわかるけどなんか寂しい。
ヴィレヴァンの今ってぶっちゃけ…
最近のヴィレヴァンは、YouTuberやVTuberとのコラボグッズもあるし、昔みたいなマイナーな本もあるし、普通にジャンプの人気作も置いてある。
いや、どれも別に悪くないんだけど、確かに記事を読んだ後だと「どこに向かってんの?」って思ったり。
前は「サブカル空間に迷い込んだ!」ってワクワク感があったけど、今は「流行りもあるし、マニアックもあるし、とりあえず全部揃えときました」って印象。
サブカル感が薄まったなって思う。まあそれもメインカルチャーがないからしかたないって話なのか…。
それでもサブカルが好きだ
今の時代、サブカルは大きなくくりじゃなくて、小さなコミュニティごとに存在してるのかも。みんながそれぞれ小さいコミュニティで好きなものを楽しんでる。推し活とか、沼とか、そういうノリ。
でも、いくら「サブカル」という言葉が曖昧になっても僕はやっぱりサブカルが好きなんだよね。なんか「ちょっと外れてるもの」に出会ったときの高揚感って、普通の流行モノじゃ味わえない。
僕にとってサブカルは、ただの趣味じゃなくて、世界を広げてくれるきっかけだった。周りが理解してなくても、自分の中で光ってるものを大事にできる感覚。ヴィレヴァンもその気持ちを教えてくれたものの一つ。
だからこそ、たとえ時代が変わっても「サブカルはまだここにある」って思わせてくれる存在でいてほしい。ヴィレヴァン、まだ終わらないでくれ!