「普通」じゃ満足できない

女性へのこだわりが強すぎる

自分はどうやら、普通の女性じゃ満足できないようです。
特別に美人がいいとか、スタイル抜群な人じゃだめとかそういう意味ではありません。
自分と話が合わない人とはどうしても深く付き合いたいとは思えないだけです。
それで、自分と話が合う女性というと、世間的には普通じゃない女性となってしまいます。

とはいっても、それほど変わったものを求めているわけではありません。
自分の好きな音楽や映画を、自分と同じレベルで語り合える女性がいてくれたらと思っているだけなんです。
ところが、コンパなどで出会う大半の女性は、趣味といえばヨガ、休日の過ごし方といえばテレビの恋愛バラエティを見ていると判を押したように言います。

べつにヨガが悪いわけではありませんし、恋愛バラエティにもおもしろい番組はあるでしょう。
ただ、なんでそういう誰でも思いつきそうなものを最初にチョイスするのかなと思ってしまうんです。
自分のことを本当に知ってほしいと思うなら、自分が本気で好きで強いこだわりを持っているものを最初に持ってこないのでしょうか。

自分のような考え方をする人は決して少なくありません。
そして、最近ある女性と話したところ、女性のなかにも大半の男性に対して、自分と同じような不満を持っている人も一定数いる人がいることがわかりました。
その人に言わせると、趣味を聞いてフットサルと答える男性には、その時点で興味がなくなるそうです。
フットサルが悪いわけではなく、自分のようなサブカル女子の気持ちはわかってくれないのではないかと思って、乗り気になれないと話していました。

今まで好きになったのは全員個性的な女性

振り返ると、自分が過去に好きになった女性は皆とても個性が強い人でした。
べつに自分と同じ映画や音楽が好きでなくてもかまわないのですが、せめて文化的素養としては同じぐらいのレベルの人じゃないとそもそも好きにならないんです。
だから、必然的に好きになる女性は一般の女性のなかでは浮いているような個性的な女性になってしまいます。

自分でも偏見があることはわかっています。
趣味でその人の人間性が決まるわけではありませんし、映画や音楽に詳しくなくても魅力的な女性はいるでしょう。
ただ、だからといって自分の理想が特別高いとも思っていません。

そもそも自分の好きな話ができる相手じゃないと、付き合ったとして心から楽しめるでしょうか。
マッチングアプリでモテそうなプロフィールを考えて、相手の普通に合わせて、彼女を作るなんてこともできなくはありません。
しかし、果たしてそれで長続きするだろうかと考えると、否定的にならざるを得ないのです。

普通だからといって今までスルーしてきた女性のなかにも、もしかしたら自分と相性ばっちりの女性もいたかもしれません。
でも、こだわりの強さは自分の武器だとも思っているので、もうしばらくは今の状態が続きそうです。