一度聞くと癖になるゆらゆら帝国

インパクト強し!

ゆらゆら帝国のビジュアルを見てみるとかなり衝撃的ですよね。
3人組のバンドなのですが、眉毛と顎がない男性・黒髪の姫カットの男性・ちょっと危ない近所のおじさん感のあるビジュアルの男性らで構成されています。

正直世界観が独特すぎて、見た目のインパクトでちょっと手が出せないという人も多いかもしれません。
どちらかというと見た目のインパクトの通り結構変わった個性的なバンドです。

しかしそんな変わったバンド実は初めて見た人が想像するよりも人気なバンドではあったものの2010年に解散しているので、リアルタイムで彼らの活動を見たり新曲を待つということは難しい状況になっています。

入り込んでしまうようなライブ

バンドの醍醐味といえばやはりライブですよね。
ライブを見てみると、ゆらゆら帝国の演奏のクオリティはかなり高いことは分かる人には分かるはずです。
しかしライブで感じられる魅力はそれだけではありません。

どの曲をするにしても収録された音源を再現するというわけではなく、その時々でアレンジをしている様子が見られます。
アドリブをする上に息の合った演奏ができるバンドというのはそう多くはないでしょう。

そしてライブのもう1つの魅力として挙がるのがゆらゆら帝国のあの入り込んでそれしか見えなくなってしまうような感じです。
ライブの時にはほんとにその世界観にどっぷりハマって抜け出せないほど入り込んでしまうでしょう。

ズックにロック

ゆらゆら帝国としては初期のころに作られたこの曲ですが、さまざまある曲の中でも初心者でもとっつきやすい曲だと言えるので初心者の人が聞く場合おすすめの一曲です。
聴きやすいながらにゆらゆら帝国の独特の世界観がしっかりと入っている曲です。

家の中で閉塞感を感じている様子と、外の広い大きな世界を描く対比した歌詞に繰り返される俺はもうだめだというワードはかなりインパクトが強くゆらゆら帝国の世界観が全開という感じがします。

自堕落に過ごしている、そんな自分に自分で呆れてしまったのかなという解釈ができる曲です。
こういった経験は誰でもしたことがあるはずです。

夜行性の生き物三匹

かなりMVが衝撃的な一曲です。
MVを見てみると、ひょっとこをつけた3人が踊るというだけのMVであり、かなりインパクトがあります。

初見では何を言いたいのか分からないものの、何回か聴いているうちに何を伝えたいのか分かってくるはずです。
深夜のハイテンションみたいなものを表現していて、よく分からないながらに楽しく感じてしまう様子を上手く表現しています。

こんな世界観まで表現できるバンドはそうそういないと思います。
表現力のすごさと個性のインパクトの強さでいえばなかなか上位に食い込むバンドでしょう。