タブーのないアニメ「サウスパーク」

サウスパークってどんなアニメ

サウスパークはアメリカで制作されてコメディ・セントラルといったメディアで放送されているギャクアニメです。
元々はトレイ・パーカーとマット・ストーンによって制作されたクリスマスの精神というものをルーツにして作られました。

サウスパークはアニメとしてだけではなく1998年以降にはゲームは発売されるほか1999年には映画の公開がされるなどその人気ぶりを伺い知ることができます。
ケーブルテレビとしては史上最高の高視聴率もマークしていますし、エミー賞を5回受賞するなどといった輝かしい功績も残しているのがこのアニメのすごいところです。

サウスパークのあらすじ

サウスパークに登場する主人公はケニー・スタン・カイル・エリック・の4人です。
基本的にサウスパークのお話は1話ごとに完結していくスタイルです。
一部の設定や状況によっては引き継がれて話が進んでいきます。

初期の話に関しては笑ってしまうようなバカバカしいストーリーが多いものの、話が進んでいくのですが、徐々に現実に起こっている事件や事故などを問題にして過激なジョークを入れてみたり皮肉や批判によって笑いを誘うというような作品に代わっていきました。

また、映画やドラマといったパロディだったり実在しているような人物を登場させることも多々あります。
そのためその回の内容によってはクレームが来るといったこともあるような内容になっています。

過激な部分が面白いと感じる一方で、内容によっては問題視される部分も多いのがサウスパークの特徴の1つとも言えるでしょう。

サウスパークの面白さ

サウスパークといえば、少し過激な内容が特徴的ですよね。
サウスパークは人気のある作品なだけに、中にはサウスパークに出演したいという有名人もいるようです。

例えば、コメディアンのジェリー・サインフェルトはサウスパークに出演したいという希望を出していたのですが、鳴き声だけの役での出演ということになってしまったがために出演を断っているなんてエピソードもあります。

逆にジョージ・クルーニーは何の役でもやるというスタイルだったためにゲイの犬役を披露したなんていうかなりのレアケースを見ることが可能です。
そういうのも見られるのがサウスパークの面白い部分と言えるでしょう。
自分も結構恥ずかしがらずに色々やっちゃう変わり者なんで、ちょっと親近感ですね。

一番最初のエピソードに注目

サウスパークは基本的に製作期間が1週間よりも短いという環境で作られています。
しかしサウスパークの一番最初のエピソードを制作するにあたってかかった期間は3か月半とある程度時間をかけて作られました。

さらに、今でこそコンピューターで制作されていますが最初の方はストップ・モーションや紙切れを使って制作がされていたためそういった制作方法の味というものも楽しむことができます。