ヤバイTシャツ屋さんはキャッチ―なメロディーが特徴
ヤバイTシャツ屋さんとは、なんとも面白いグループ名だ。
このグループは大阪芸大出身の男女3人のグループで、キャッチ―なメロディーが特徴だと思う。
グループ名も面白いからすぐに覚えるけれど、曲自体もキャッチーな歌詞とメロディーなので、いっしょに歌ってみたくなるんだよ。
リズムにのって同じ言葉を何度も繰り返すんだよ。
それがなんとも心地いいんだよね。
思わずリズムをとりたくなるよ。
こういうバンドってなかなかなかったよね。
魅力は男女のツインボーカル
魅力はこやまとありばばの男女のツインボーカルだと思う。
こやまが歌ってありばばがエコーのようにリピートする。
こやまの優しい感じの男声とありばばの初音ミクのような高音の対比がなんとも心地よい。
それをバックで支える、もりもとのドラムが熱い。
ロックだけど、ロックを知らない人でも自然にのれるような感じだ。
この3人は大阪芸大の同級生というので、どこか大坂のユーモラスな感じもでている。
そして。体調悪いとか自虐的な言い回しもあるが、どこかお笑い芸人風でもあるんだ。
この3人はいわゆる昔のロックスターのような派手さはないのだけど、現代の若者特有のヤバさがいい意味でギャップになっている。
一見明るそうに見えない現代的な若者が奏でる激しいリズムの音楽に意外なノリをかんじてしまうんだよね。
なかなかいない貴重なバンドだと思う。
ヤバイTシャツの意味
ヤバイTシャツってなんとお不思議なグループ名だよね。
僕がしらべたところ、ボーカルのこやまたくやが大阪芸大の時に聞いた先輩のことばの漢字がよかったかららしい。
それもただ単に「ヤバイTシャツ屋さんに行く。」と言っただけみたいだ。
こやまにとって、ヤバイTシャツ屋さんという言葉が非常に心地いい言葉だったのだろう。
言葉の語感なんかを大事にする人なんだと思う。
歌詞もめちゃめちゃなようでめちゃめちゃでないんだ。
聴いて心地よさが残るのもここにあるんだろうな。
代表曲と僕の好きなところ
代表曲は3曲ある。
まずは「あつまれ!パーティーピーポー」だ。
しゃっ!しゃっ!・・・・が続く冒頭がなんとも心地よい。
リズムがまたいいんだよ。
一本調子でないから、思わずリズムをとってみたくなる。
そして、パーティーピーポーを称えるような歌詞も面白い。
「ハッピーウェディング前ソング」は結婚前の男女を歌った曲。
会話のようになってキスとか入籍を連発する。
結婚前に同棲する男女を歌っているようで現代的で楽しい。
「鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック」はキャッチ―な感じを連呼する歌詞がこのバンドらしい。
こやまとありばばの掛け合いも会話のようで楽しい。
また、社会派っぽい感じもだしているんだよ。
濃い感じもするよね。